このメッセージを愛する子供たちに捧げます。
この3月に夫は人生の卒業式を迎えました。 夫を自宅でずっと看病していましたが 最後のほうは目が離せず、まる二日くらい寝ずの看病も常態化していました。 その最中に、いつもいつも実感していた事があります。 「天国だ…と。 こう言えば、
物事を歪んだ目でしか見られない人には 「綺麗ごとだ」と一蹴すると思ったので心に秘めていました。
もちろん介護は苦労が伴います。 私はリウマチ気味で小柄で病気がちの為、夫の介護は客観的に見れば過酷だろうと。 それでも施設にあずけようという気には全くなりませんでした。 介護保険制度が出来たのは、過酷な「介護地獄」から家族を開放し、地域で支えようとする試みのようです。 介護現場は壮絶な苦労が伴うという現実が強調されている社会通念の中 私は夫の介護を通して思ったのです 「これは作為的に部分を強調した情報戦かも知れない」と。 其々事情が異なるので一概には言えませんが 「家族の大切な絆を深める絶好の機会が、歪められマイナスの印象として植え付けられている」 という側面があると感じました。 隠れ植民地の日本を弱体化したい外国勢力は、家族の絆を弱める罠を常に仕掛けます。 武田邦彦先生は選挙中の演説で、こう言われていました。 「世の中で一番偉いのは “かけがえの無い存在と思われる人です。
家族の為に24時間365日尽くしてくれるお母さんが、一番偉いんです」と。 それも真実ですが、私は 重い病で、家族に尽くせないどころか動く事もできず、世話をされるだけの夫こそが 私の生き甲斐の全てでした。 24時間、私の全身全霊を注いで看病していた夫の存在こそが 私にとって世界で一番かけがえのない存在でした。 ある朝、夫は眠るように息をひきとりました。とても穏やかな表情でした。 私たち夫婦が築いた愛の家庭伝統」子供達も引き継ぎ 天国を築いて欲しい…と心から願います
世の中を良くしたいと願えば、その最短コース…それは 事業で成功したり政治家になる事ではなく、
また国家で言えば軍事力の強化でもありません。 何気ない
日常を天国にすることが、とても大切だと痛感します。

家庭の日常が、そのまま
国家戦略どころか 世界戦略、歴史戦略に直結します。

愛を動機として、妻が夫に優しく話しかけ、おいしい食事を作り、 早起きして最愛の夫の目覚めを歓迎しようとするなら、 それこそが
世界平和への最短コースです。 小さな種は何も持ち合わせていないように見えますが、 大木を生み出す能力を秘めています。 大木と種、物理的には種の方が小さいのですが、 大木を生み出したという点から見れば種の方が大きいです。 すなわち、物理空間の視点で見つめるか、目的と価値の視点で見つめるかによって、 大きさも価値も変わって見えるということになります。 小さな子供の成長振りを見ながら、 「大きくなったね」と親は喜びます。 大きくなる前をさかのぼって行けば小さくなります。 人間のルーツは、目にも見えない一個の受精卵から始っているのです。 一人の人間も、無形の価値から始っているのです。 小さな受精卵を失えば、将来の人間は消え去ってしまうのです。 『動機』という観点から見れば、 何もなくまた小さく見えるささやかなことに 実は大きな価値が秘められていると言えます。 夫婦が一つになり その子供を通して親の愛を完成させ、 それを代々継承し無限の愛の連鎖が続く…
このささやかな家庭が、世界の基軸だと確信します。 今、家庭を軸に大家族の連帯を「モデル都市建設」を築いています。
 物語風にご紹介しました。
 ●ある100人の村のものがたり
 
そこで暮らすご高齢者が口々に言われるのです。 「ここは、天国だ」と。 その言葉の意味が、夫のお陰で私にも分かるようになりました。
「日本を取り戻す」とは こうした愛情主義国家を取り戻すことだと思うのですね。
家庭の日常が、そのまま国家戦略どころか世界戦略歴史戦略に直結2