今日はちょっと複雑ですが重要なお話になります。
こちらの赤い矢印↓「食」による米国の支配戦略(=常套手段)についてです。
外資が最も仕事をしやすい国にダボス
(出典:動画 内閣府大臣官房政府広報室 黄色文字が安倍氏の発言内容
 https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9209.html )

イラクに対するアメリカの犯罪行為と、日本のアメリカによる食料支配は一部重なります。イラクを知る事は、今の日本にとって重要だと考えます。
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(一昨日迄ネットで見られた動画が消えた為、その内容も参考にしました)

かつてイラクのフセイン大統領は石油決済を米ドルからユーロに換えた為、アメリカ様を怒らせました。

しかしそれ以前からアメリカは、イラクの良質な石油を分捕る計画を着々と進めていた(▼ヘ▼メ)。

アメリカは石油が足りないんだ
アメリカは悪事を行う際、いつも正義面します。
2004年イラクのフセイン大統領を捕らえ「戦争責任を取らせるのだ」と裁判にかけて有罪にし、異例の速さで死刑にした。

アメリカにとり疚しい悪事を掴んでいたフセインに対し、不当な裁判による判決を下してからたった4日で処刑をしました。

アメリカはよほど焦っていたのでしょうか。

このフセインが掴んだアメリカの悪事
実は、今の日本アメリカによって脅かされて水面下で食の支配(=侵略)が進んでいる状態と重なります。
日本が国難を脱する上でアメリカの犯罪歴を確認する事は重要だと思います。

アメリカがイラクの石油を強奪する為に行った暴力は以下の通り

(1)作為的にイラクを飢餓に追い込む為「食料自給率を下げろ」
(2)イラクに経済制裁し(国連)、飢餓を『つくる』
(3)そこへ救世主のように「人道支援」と称し、
   残酷な石油強奪の『石油、食糧交換プログラム』を押し付けた

(4)フセインが石油決済を米ドルからユーロに換え、アメリカは逆切れ
(5)アメリカのイラク侵攻→石油決済をドルに戻す
(6)フセイン処刑(正義のアメリカ様が、独裁者を成敗???)
日本に於ける食の支配はGHQ占領政策でも、また今もやっています。

アメリカは現代もアーミテージが強要してきましたね。
穀物は武器だ

 ではイラクに行った事とは…

┃世界が絶賛した「夢の人道プログラム」

1996年、イラクはアメリカの策略通り深刻な飢餓が襲った。
当時のイラク国民の6割が食料にありつけない。

あばらのクッキリと浮き出た子供達が街に溢れ、親達は飢えに苦しみながら、子供に自分のご飯を分け与える。

 

そこへアメリカや石油メジャーらと結託した国連が、救いの手を直ぐに差し伸べた。が、しかし
彼らは『条件』をつきつけたのです。それが『石油、食糧交換プログラム』

彼らの描いた石油強奪シナリオは、イラクの人々の掛け替えの無い財産である石油を差し出せ。さもなくば食料は渡さないというもの。

このプログラムは世界中のメディアが「困窮するイラク国民を救う夢の人道プログラム」だと絶賛した。

後にアナン事務総長と国連はノーベル賞迄受賞した。

しかし実態は、そんなメディアの印象操作とは逆に、明らかに不当な取引だった。

イラクの石油の質は世界トップクラスであり、世界中の石油会社が喉から手が出る程欲しがる。それを市場価格よりも安く設定し、二束三文の価値で巻き上げた。
その一方で“支援物資”は酷かった。

食糧の量が圧倒的に足りない。それだけではない。 

ロンドン大学の経済学者ポール・ボルカーは、イラクに届いた支援物資をこの様に評している。

「到底、人間の食べるものではない・・・。」

明らかに廃棄するべき様な、腐って悪臭がする“犬の餌”だったと報告されている。

日本のGHQ政策とソックリですね。

更にイラクへ国連が差し出した医薬品は、期限切れとなっているモノも多く、

よって重大な障害を残すようなモノもあった。 

イラク人の医者は、目の前で刻一刻と病で命を奪われていく子供達を

期限切れの薬の山を目の前にしながら、屈辱を噛みしめ見殺しにするしかなかった。


世界に向け国連はイラク国民を救うポーズをとりながら、
意図的に家畜の餌のような物資や、産業廃棄物のような医薬品しか送らない。

つまりこの『夢の人道支援プログラム』の実態

クズと引き換えに、世界で最も質の良いと言われる

イラクの石油を巻き上げた。


この詐欺組織は更に悪どい。

『飢餓』と同時に、『貧困』に追い込んだ。
それが対イラク「経済制裁」
国連によって仕組まれた経済制裁

それが…1990年から課された経済制裁(通称・UNSCR661)。

つまり・・・

イラクが偶々弱っていたから、そこに付け込んで石油の強奪行為を行ったのではないのです。

石油という豊富な資源を持つ国である事に最初から目を付けて
策謀を巡らせ、作為的に『飢え&貧困』にさせて、国を弱らせ

藁にもすがりたいところ迄痛め付けた後で、

イラクのその鼻先に、『石油、食糧交換プログラム』をぶら提げた

 

この様にして国連と、それに繋が国際石油メジャーへ利益誘導する。

これこそが、国際連合の真の姿です。

 

そしてこれらの計画が成功出来たのは
国連のトップが、自ら主導し、更には
国際石油メジャーなど利権組織と繋げる為に暗躍した。
アメリカの国際石油メジャー。イギリスの投資会社。石油利権をファミリービジネスとするクリントン家とブッシュ家。世界各国の要人。欧米のコンサルタント会社等々…。
こうした我欲主義の面々が結託し
フセインを『独裁者を裁く』と情報戦で世界を騙した。


日本はこの背後に暗躍している我欲勢力の言いなりです。その末路は・・・

(つづく)