「アメリカ人も呆れた、日本の『属国主義』
 ・・・伊藤貫氏の言葉です。
これはジョン・ダワー氏の発言からも納得できます。なるほど…!
ジョン・ダワー サンフランシスコ講和条約

真の主権国家になるにはどうすれば良いでしょうか?
国家は「家庭」の集合体です。
人間が人として完成できる最小単位は家庭です。
個人は未完成であり、家庭は完成を意味します。
国家は大きな家庭を意味し、完成した家庭の拡大された姿を意味します。

真の主権国家を目指すには、家庭を中心として個々人が完成した人間とならねばなりません。
人間が自立するには、極限の極限に立たされても一切依存せずに
自らを完成させなければなりません。

人生の目的は愛の人格を完成することであり、
究極的原因であられる創造の神と愛に於いて一致することと言えます。
人はその愛を完成させる為に、子供を産み、全ての愛を投入します。
我を忘れて子供に投入している時、いつの間にか神さまの姿に似ることになります。
夫が病に倒れたなら、一心不乱に看病していると、ふと気が付けば家庭が天国となっています。

人は先ず、親の愛を受けながら自立することから始まります。
自立できるようになれば次の挑戦は、自分以外を背負うことになります。
それは妻(夫)であったり、子供であったり、社会に対する責任だったりします。
愛される段階から、愛を投入する段階へ移行するのです。
投入し続ければ相手が成長し、自立するようになります。

相手の自立は第二の自分を創り上げることであり、
我が子が結婚し子供を立派に育てて親として完成すると
それは新たな主体を生み出すことになります。

愛情はその極限において、気が付けば自己の全身全霊を注いでいます。
愛する人を助ける為に自分の命をかけようとします。
自分の全てを投入する以上の価値を愛は探し続けます。

その様にして家庭で築いた愛の絆が基軸となって、愛国心が芽生えます。
特攻隊は命を賭して、国家、世界のために特攻されました。
その日本が、数百年続いた巨大な我欲主義勢力の植民地を一掃しました。

さて、現代日本が抱える国難の正体『属国根性』から脱却するヒントは
先人が教えて下さっています。
早く目覚め、立ち上がらねば日本は消滅します。That's the End of JAPAN !