聖書 箴言 31:10-11
だれが賢い妻を見つけることができるか、彼女は宝石よりもすぐれて尊い。
その夫の心は彼女を信頼して、収益に欠けることはない。
ウーマンリブ…
移民は、臓器移植と同じで受入国は拒否反応を示します。
同様にアメリカという国から恣意的に日本社会に根付かせようとしたウーマンリブ
これら「人権」思想は、家族の絆を弱め、日本人を砂粒にしました。
「さざれ石の巌」として真の強さを秘めた日本人には馴染まないものでした。
今日はタイムマシンに乗って、古くて、懐かしい二人の女性に逢いにいきたいと思います。
┃光明皇后(聖武天皇の皇后)
光明皇后が皇太子妃時代から取り組んでおられたのが、
貧しい人や孤児たちの救済でした。
そのために設立されたのが、悲田院、施薬院…など、無料の療養所でした。
そうして光明皇后は私財を投じて諸国の薬草を集め、病人に施されました。
有名なお話としては、そこに収容されていたハンセン病患者の皮膚から流れる膿を、光明皇后が直接お口で吸い出されていたそうです。
当時恐ろしい病として、恐れられていた病気でした。
更に浴室(からふろ)と呼ばれるお風呂(蒸し風呂)をつくり、
その自然な日常は娘の孝謙天皇…と代々継がれ、室町時代ごろまで続いたといわれています。
┃大山捨松(大山巌の妻)
『捨てられた先にある未来/知恵ある女は麗しい』(1:50:51-)
捨松の夫である大山巌の名は、マッカーサー回想記にも記されています。
「鉄のように強靭な性格と不動の信念を持った表情の厳しい無口な近づき難い男達」と表現しています。
GHQは戦後日本軍人の銅像を全て撤去しました。(戦前の日本を否定する教育)
しかし九段坂公園の一角にある大山巌の銅像だけは撤去しませんでした。
更にマッカーサーは自室に大山巌の肖像画を飾っていたそうです。
大山巌の側近だった福島陸軍少将は次のように書き遺しています。
日本歴史でかくも重要な役割を果たした大山巌の背後には
素晴らしい妻がいました。
その妻の名は、大山捨松。
このブログでは
(詳しくは動画をご覧ください)
彼女は11歳の時に明治政府の国策でアメリカに11年間留学しました。
開拓精神溢れる人材育成のため、という目的でした。
●捨てて、待つ
幼名が咲子だった彼女に「捨松」という名前を与えたのは母親でした。
留学を目前にして母はこう言いました
「これがお前との永の別れとなるかも知れない。
お前を『捨』てたつもりで遠いアメリカにやる。
お前がお国のために立派に学問を修めて帰って来る日を心待ちにして「待つ」ているよ」
「捨松」はそういう気持ちを込めた名前でした。
これは、一見捨松が哀れに見えます。
しかし、
お国のために、自分の命よりたいせつな娘を捧げる母にとって
より大きな試練でした。
娘以上に、黒子に徹して日本を愛した母の祈りに支えられ
捨松はアメリカに渡りました。
アメリカではプロテスタント牧師夫婦の家に預けられたそうです。
その影響で彼女は洗礼を受けます。
後に入学した大学の英文学の教授ヘレン・バッカス女史は、捨松の思い出を次のように書いています。
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捨松は、慎み深く、寛大で…
高貴な家柄の出であることを敢えて口にしないが、自然にそれがにじみ出ていました。
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■卒業式の堂々とした演説にアメリカメディアも絶賛
1882(明治15)年6月14日、卒業式
卒業生代表の一人に選ばれ、彼女は演説をしました。
壇上に立った捨松の着物の見事な刺繍に、礼拝堂を埋め尽くした観客から思わず溜め息がもれたそうです。
しかし捨松の行った演説はさらに素晴らしいもので、
途中しばしば拍手のために中断され、演説が終わった時にはしばらくの間、拍手が鳴り止みませんでした。
演説は「イギリスの日本に対する外交政策」と題し、
イギリスが不平等条約によって日本国内に治外法権を維持し、
その政策がこのまま継続されるなら、
日本人は国の独立のために闘うことを決して止めないであろう!
という内容でした。
この日英の力関係は、今の日米関係と似ていますね。
シカゴ・トリビューン紙は
「精力的で明快な調子で…(略)この日の演説の中で一番熱狂的な喝采を受けた」と報じました。
ニューヨーク・タイムズ紙も
「彼女の論旨は、的確に将来を予見した素晴らしいものである。完璧なまでにイギリスの保守主義的な政策を理解しており、アメリカの自由と友愛の精神に対して惜しみない賛辞を送っている」と絶賛しました。
このようにして山川捨松は祖国・日本に戻りました。
その後
1904年7月、大山が日露戦争の満洲軍総司令官として出征した際も
銃後を守る気丈な士族の女性の姿がありました。
その甲斐あってアメリカの新聞は、大山元帥を「東洋のナポレオン」を賞賛しました。
、、、あとは動画をご覧ください(*^^*)
古くて、懐かしい日本を取り戻しましょう。
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