https://www.youtube.com/watch?v=XoshSxhpcq4&feature=emb_title

オカルトの歴史はとても長い。

人類の堕落後すぐに始まり、現代まで受け継がれているといっても過言ではない。

それは神への反逆の歴史だからだ。

私たちは歴史的建造物や記念碑、古代の本だけでなく、

今日の大衆メディアの中にも沢山のオカルトのシンボルを見つけることができる。

しかし、最近特にオカルト勢力として注目されている秘密結社フリーメイソンとは何だろうか?

興味深いことにフリーメイソンは、彼らの起源を旧約聖書のエノクに、

あるいはバベルの塔を建設したニムロデに置いていると言うのだ。

オカルト世界では聖書の記録を否定しない。

ただ、彼らはそれを覆して知的に解釈しているだけだ。

まず彼らの主張をよく見てみよう。

 

「エノク・・・彼の名前は、ヘブライ語ではイニシエイト(着手、伝授、啓蒙者)またはイニシエイター(開始者、伝授者)という意味を持っている。

彼らの造ったオベリスクはその象徴だろう。

洪水に耐えた青銅の柱は、合法的後継者であるメイソン(石工)たちが受け継いだ神秘を象徴している。

彼らは、最初からその神秘の管理者であり継承者である。

それは世間の殆どに知られることはなかったが、

各時代を通して絶えることなく伝承として受け継がれてきたものである。

そしてそれは、偉大な哲学と宗教的真理と図式とシンボル、

そして寓話の中に具現されているのだ。

(『モラル・アンド・ドグマ』p.210

 

『モラル・アンド・ドグマ』は33階級の最高位のフリーメイソンであるアルバート・パイクが1871年に書いた本である。

これは中枢部のフリーメイソンに向けた、彼らのバイブルと言えるものである。

興味深いことに、この本で彼は、ノアの大洪水があったことを認めており、

また、彼らが伝授された神秘的な知識は聖書のエノクから引き継がれてきたとしている。

ところでこのエノクとは誰だろうか。

彼らはこのエノクがアダムの子孫(7代目)で、天に引き上げられたエノクだと主張しているが、

彼らの言うエノクが本当に神様と共に歩んだエノクだろうか?
系図 アダム


彼らは、伝承を通して彼らの神秘主義知識を伝授してもらったという。

アルバート・パイクが設立者の一人であったスコットランド派フリーメイソンは、

彼らの始まりをB.C.3760年としている。

しかし聖書学者J.アッシャーの聖書年代表によると、

天に上げられたアダムの子孫であるエノクはB.C. 3382年に誕生したとされる。

つまりフリーメイソンの先祖のエノクは天に上げられたエノクよりも

378年前に誕生していることになる。

ではフリーメイソンの先祖であるエノクとは果たして誰だろうか?

もしかすると人類最初の殺人者であるカインの息子のエノクではないだろうか(創世記417)。

 

アルバート・パイクの次の発言が、この点に関して我々に大きなヒントを与える。

「ルシファーは光と善の神として、人類のために闇と悪の神アドナイと戦っている」。(アルバート・パイク Instructions to the 23 SupremeCouncils of the WorldJuly 141889.Recorded by A.C. De LaRive in La Femme et l'Enfant dans la Franc Maconnerie Universelleon page 588)

このように、フリーメイソンでは、聖書の善と悪がひっくり返されている。

彼らはアドナイ神、つまり聖書の神「エホバ」が悪で、

彼らが仕えている神「ルシファー」が善だと主張している。

さらにパイクは次のように記録している。

「ルシファー・光を持つ者。

この高貴で神秘的な名前が闇の霊だと?

ルシファー・黎明の子!彼は光を持つ者だ。

彼の耐えられない明るい光は弱まることはなく、

彼によって感覚的で利己的な魂の目は見えなくされるのだ!

(『モラル・アンド・ドグマp.321』)

 

フリーメイソンが受け継いだオカルト知識の始まりは、

アダムの7代目の子孫エノクより378年前であり、

彼らはエホバの神様ではなく、ルシファーを善の神として拝んでいる。

彼らは外部の人々や、階級の低い会員たちを欺いて彼らの秘密を隠しているが、彼らの先祖は、実は人類史上最初の殺人者カインの子エノクなのだ。

さらに興味深いことに、カインは人類歴史上初めて都市を建設し、

その都市に自分の息子の名前「エノク」を付けたのである。

今日、自分たちを「メイソン」つまり石造建築物を建築していた石工たちの子孫だと呼んでいる彼らは、

カインの息子エノクの子孫という意味だ。

 

彼らがどんな存在なのかは大洪水後から始まる人類の歴史で、

さらに明確になる。

大洪水後に人類の歴史は、ノアの三人の息子セム、ハム、ヤペテから再び始まることになる。

そのうちハムの孫ニムロデが神様に敵対し、

人類は再び神様に大きく反逆し始める。

系図 アダム~アブラハム ニムロデ エノク

ところがここでさらに興味深いのは、洪水の後、

再びオカルトの系図を開始するニムロデも、同じく都市の建設者だったという点だ。

 

「クシの子はニムロデであって、

このニムロデは世の権力者となった最初の人である。

(略)

彼の国は最初シナルの地にあるバベル、エレク、アカデ、カルネであった。

彼はその地からアッスリヤに出て、ニネベ、レホボテイリ、カラ、 およびニネベとカラとの間にある大いなる町レセンを建てた」(創世記10:8-12)

 

ニムロデは、洪水後初めて王国を作り多くの都市を建設した。

また、彼の命令によって、神に反逆した人々はシナルの地にバベルの塔を建設した。

歴史家ヨセフス(ユダヤ人)はニムロデについて次のように記録している。

「人々が神を侮辱して軽蔑するように導いたのはニムロデだった。

彼はノアの息子ハムの孫である。

彼は大胆で強い権力の持ち主だった。

彼は人々が味わっている幸福が神から来るのではないと、

神に感謝しないように人々を説得した。

同時に彼は、人は自分の勇気を信じることで幸福を得ることができると人々に教えた。

ニムロデは彼の権力に継続的に依存するようにしなくては、

人々が神を畏敬することを止めさせることはできないことを悟り、

彼の政府をゆっくりと独裁政府に変化させた。

また彼は再び神が世界を洪水で滅ぼさないか心配になった。

彼は水が届かないほどの高い塔を建設し始めた。

そして彼は自分の先祖を滅ぼした神に復讐しようとしたのだ」(ヨセフス)

 

ニムロデの精神から、二つの重要な事実を発見できる。

第一に、彼は人々が神様に感謝せず、信頼せず、自分だけを信じるように仕向けた。

現在これと同じ精神を持った宗教が、世の中に溢れてるという事実を知っているだろうか?

 

この世界には実は二種類の宗教しか存在しない。

自分の罪と無力さを認め、創造主である神様に助けを求める真の宗教か、

自分の力で善人になれると信じる偽りの宗教である。

 

第二に、ニムロデは自分自身を信頼する宗教を広めただけでなく、

人々が神様ではなく政府に依存させ、人々を神様から離れるようにした。

そして現代でもサタンは、全く同じ方法を使って、

人々が真の神様に感謝し信頼するのではなく、

自分たちが作りあげた偶像を崇拝するようにしているのだ。

 

フリーメイソンの問答集には

「ニムロデは誰だったのか?」という質問がある。

 

Q:ニムロデは誰だったのか?

A:彼はクシの息子である。

われわれの古い規則書では、彼は石造工芸(フリーメイソン工芸)の父だったとされ、聖書では多くの都市の建築者だった言われている。

(『フリーメイソンクイズブック』(William O.PetersonEditorMasonic Quiz Book:"Ask Me AnotherBrother"による)

 

つまり、ニムロデは現代フリーメイソンの父であり、

多くの都市の建築者だったが、フリーメイソン百科事典はさらに興味深い内容を伝えている。

 

「石造職工であるフリーメイソンにとって、バベルは疑いもなくフリーメイソン事業を象徴している。

初期の職工たちはその技術によって十分に利益を得ていた。

彼らはテスト受けて検証されたマスター・メイソン(石工頭)のように

「一つの言語と一つの技術」を持って東から西に移動したのである。

彼らがシナル平野に到着した時、そこでノアの子孫たちと居住し、

初めてメイソンという名前を持つようになった。

そこで彼らは言葉の混乱の原因となる高い塔(バベルの塔)を建設した。

・・・悪から善が出る。

しかし、言葉の混乱は「語ることなく対話する古代メイソンの方式」を考案させた。

(『フリーメイソン百科事典』(Arthur Edward WaiteA New Encyclopedia of Freemasonry and of Cognate Instituted Mysteries:Their RitesLiterature and History(Vol.I) より)

 

フリーメイソンはバベルの塔が、先祖の事業だったことを明らかにしている。

この引用文には興味深いことに、

「悪から善が出る」と言われている。

これは彼らの信条を明らかにしているが、続く内容でその意味がもっと明確に理解できるだろう。

 

「バベルにおいて彼らは高い塔を築き上げることで、神に対抗する一つの政治体制を構築しようとしていた。

もし、それが引き続き認められたら、

人類はそこで自滅するようになったのだが、

幸いに神が介入されて言語を混乱させ、人類を各地に散らばらせた。

それで人類は今日まで4千年以上の恩恵の時間をプレゼントされることになったのだ。

しかし、人類に希望を与えたこの事件は、

世界統一政府を建設しようとした古代オカルト勢力にとっては大きな災難だった。

彼らの計画は言葉の混乱で挫折し、

そのため二度と神の妨害を受けないようにと、

『語らずに対話する方法』、すなわちシンボルを通して対話する方法を考案するようになった」。

法王フランシス(イエズス会)2 コルナサインベネディクト3
多くの人はこう言うかもしれない。

「彼らのシンボルが世界中にあふれているって!? 

あまり誇張するな。大したことはないのだ」と・・・。

そうだろうか。

彼らのシンボルが世界中にあふれている。

あまりにもたくさん広がっている!

 ピラミッド

私たちはそれを無視するだけでいいのか?

そうではなく、そのことが私たちに何を教えているのか、深く考えるべきではないだろうか? 

シンボルや建造物やモニュメントを通して身元を明らかにしている、

ある勢力が存在していることは明確な事実なのだから。