人は言葉の使い方で、相手を不幸にも幸福にもさせることができます。
言葉でどれほど人は傷つくでしょうか。
また言葉でどれほど人を幸せにできるでしょうか。
 
言葉は真理と愛と威厳(力)の全てを表現できる威力があります。
言葉で全てが決まるといっても過言ではないほどです。
 
またその一言が全く同じ言葉でも、
誰がそれを語るかで影響力が違ってきます。
政治家の一言と、一般人の一言では重みが違います。
 
指導的位置にある方は、
言葉をマスターしなければなりません。
 
同時に指導者は
仕える幅が広く、仕える深さが深くなければ
多くの人から敬慕を受ける事はできません。

「偉い人」は、仕える精神を備えておられます。
 
指導者の資質は
仕える人でならなければならず、
その仕える具体的な内容は
「聖人」の文字が示すように
先ず、聞く姿勢。
そして言葉の使い方において合格しなければなりません。

 

指導者と書きましたが

国家を形成する最小単位は家庭です。

家庭の親の姿勢がとても大切です。
  

孝明天皇 我よりも民のまづしきともがらに恵ありたくおもふのみかは
(孝明天皇 慶応2年12月25日に36歳で崩御)

宮中が火災に遭った時に詠まれたお歌で

「私よりも民の貧しい友に恵みがあってほしい」

と祈念してくださいました。

 

「火におよぶほどは我らにかぎらねば

同じ友にも恵もらさむ」

 (現代語訳)

「火災に遭ったのは私たちだけではないので、

ぜひ同じ境遇の国民にも恵みがもたらされてほしい」 


日本は地震や火災、戦争の時も

親と子が一つになって振りかかる災難に対して

手を握り合いながら共に立ち向かいました。

皇后両陛下 手話2
(阪神淡路大震災の時、被災者を手話で励まされた上皇后陛下)


天皇皇后両陛下は権力者ではなく一家の親であられる事

お言葉からしみじみと伝わってきます。