今、日本経済を支えるべき世代が危機的状況にあります。
こちらのグラフは、ロストジェネレーションの未就職状況です。
企業はコロナ不況で、非正規雇用は次々とクビを切られています。
政府の対応を期待し待っているだけでは、手遅れになり、日本は消滅します。
この貧困化を解決しようと多くの政治家は、主に経済対策に意識を集中させておられます。
コロナ禍の相談窓口「新型コロナ災害緊急アクション」では
若い世代から多くの相談が寄せられています。その背景には『貧困』があります。
また専門家のお話によりますと鬱病になる人が増えてきており、日本全体が鬱状態であるとのこと。
日本はかつて大国アメリカと戦い、大東亜戦争で白人の植民地を一掃しました。
その美しい本来の日本精神を取り戻す時ですね!
(ご参照:助け合い主義第一章)
貧困が若者の未来を塞いでいることは事実として
この若者達を救済する方法として、経済政策をすれば根本的な解決ができるでしょうか。
そもそも多国籍企業優先主義(グローバリズム)が
金融で世界を支配しようとして格差社会を「つくり」ました。
それが自民党が強行してきたグローバル政策です。
お金は本来、脇役です。
お金はあくまでも手段であり、
目的でも本質でもありません。
ところがそのお金が、
いつの間にか目的化されてしまいました。
ここにまやかしがあります。
お金がなくても何の問題もない状況を生み出さなければなりません。
お金に振り回されないようにするには本質に立ち戻る必要があります。
次に、信頼で結ばれた人間関係を築き、
「和を以て貴しとなす」精神で互いに必要なものを助け合う状況ができれば
お金に振り回されない生活を享受できます。
3.11のような災害時に多くの人がボランティア活動に参加しました。
全く金銭的利益を求めませんでした。
お金がなくてもできます。
緊急事態時だけでなく通常時においても、お金の不要な体制は可能です。
家庭連帯主義を基本として今、保守が協力しあって壮大な挑戦を続けています。
世界は今迄、通貨発行権を持つ国際資本家が金融支配をしてきました。
多国籍企業優先主義(グローバリズム)によりお金の争奪戦を軸とした弱肉強食の世界でした。
このお金の名誉を挽回し、本来の脇役に戻さなければなりません。
そして汚された性の名誉挽回をして、幸せな結婚を推進するのです。
お金がなくても助け合い精神があれば、安心して結婚し、子供を産み育てられます。
我欲主義から愛情主義社会に生み変えるのです。
そうした国家の金型としてのモデル都市建設に挑戦しています。
規模によって数百人くらいで構いませんが一定の比率で
医療技術者、農業技術者、建築技術者などが参画し、
それぞれの技術を活かして相互扶助すれば基本的に困ることはありません。
社会全体のために役立つことを目的として助け合っています。
利益を目的としてではなく、その社会に役立つことを目的としています。
人体を考えてみましょう。
目は二つ、鼻は一つ、手は二つなど
理想的な構成で人体は成り立っています。
目が3つあるのも困りますし一つでも困ります。
何事にも、最適状態があります。
目は見ることで全体に奉仕しますが、
他の器官から利益を求めることを目的としていません。
耳は聞くことで目に奉仕し、
同時に目から恩恵を受けています。
他の全器官のために尽くし、
他の全器官から恩恵を受けています。
相互扶助であり利潤追求が目的ではありません。
これが理想的な形態です。この人体を社会に拡大するのです。
適正な比率を守りつつ
最大効率と最大幸福を全体のものとすべく全員で努力します。
医療技術者は何人必要か、
農業技術者は何人必要かを、
社会全体でバランスを取ります。
もちろん、
一人が何役もできれば更に強力な社会となります。
「受けるより与えるが幸いなり」という言葉がありますが
奪うことではなく如何に与えるかが価値の本質です。
一人で調理ができ、医療ができ、建築ができ、農業ができるなら
その人の社会貢献度は抜群となります。
その人にはお金が集まるのではなく
社会の尊敬が集まります。
それが人生の卒業式を迎えた時の真の財産となります。
国難を憂い、祖国を愛する者達が立ち上がり
日本古来から継がれてきた「和を以て貴しとなす」の助け合い精神を
取り戻すです。
ご関心のある方は、ご研究ください。
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