都所静世少佐1
人と生まれ、誰か家郷を想わず、私事、私慾にとらわれぬ者がありましょう。
しかし、それら諸々の私欲煩悩を超えて厳然とそびゆるもの、
悠久の大義に生きることこそ、最も大いなる私を顕現することなのです。
―海軍中尉 都所静世(二十一歳 回天金剛隊 S20.1.12)
「日本の国というものが、
これほど神々しく見えたことはありません。」
彼らが命を懸けて護ろうとした未来に私達は生きているs